プラン
袖壁、下がり壁風の造作。一般的な押入の下がり壁の厚みと下がり寸法でつくっています。 袖壁は、ドア正面になるので圧迫感を感じにくいようにコの字にけがいています。 押入をくりぬいたような雰囲気でお部屋に対して一体感のある造作デスク&収納に決定しました。 デスク、天井のダウンライトのスイッチはトグルスイッチ。「カチカチっとできる宇宙船みたいな感じ」をイメージ。 本棚の上にはあえて、少しクリアランスを設けています。 初期の打ち合わせでは「キヨスクのレジみたいな感じ」でしたが、全体のバランスを考えてこのかたちに。 ご主人いわく、「見られたくないものを隠すところ(笑)」だそうです。 現在はディスプレイスペースですが、文庫本が入る高さで設計しています。 本棚の奥行き、高さ、幅、底板の厚さと縦板、横板の厚さはすべて違います。 すっきり見せるためあえて寸法を調整しています。 今回、全体の空間をベッドでゾーニング。勉強スペースと着替え作業スペースをゆるやかに仕切りました。 【フェイス施工事例】