マンションにお住まいの方で、多い悩みの1つが収納です。
居住年数が経つにつれて、仕事等での生活スタイルの変化や、お子様の成長につれ物が増え備え付けの収納力では対応できなくなってきたり、 既製の収納家具のサイズ感が間取りに合わないことに気付いたり...等々
今回ご紹介する施工事例のお客様も、そのようなお悩みを解決すべく、ご相談を頂きました。
ご相談内容に関しては、寝室にクローゼットはあるが、収納力が足りないため、その寝室の壁面を活かした収納家具を実現したい。
【before】
【after】
1.間取りを活かし、壁と一体化した収納
2.主に洋服の収納と、子供の物などあまり使わない物を収納したい
3.浴室乾燥から移動してきた、乾いた洗濯物を掛けるスペースが欲しい
4.部屋がなるべく狭く感じないようにしたい
5.地震対策も備えたい
画像の奥に見切れている、柱の奥行きと収納家具の奥行きを合わせて
柱と収納家具の並びをフラットにする予定でしたが、
元々柱の奥行きが30㎝も無いこともあり、少しでも収納スペースを広くするため、
扉の厚み分だけ柱より手前に出して、扉を開けた時の奥行きスペースを確保しました。
扉の厚みは2㎝ですが、この2㎝奥行きが収納にあるかないかで収納方法や入る物も大分変わります。
見た目にももちろんこだわりたいですが、使い勝手が良い方法も選択して、
オリジナルの造作家具だからこそ便利に長く使えるものにしたいですよね。
扉の中は棚になっており、高さが自由に変えられる可動棚を配置しました。
引出し式の収納の方が、洋服が収納しやすいのでは?と思いますが、
引出しの場合は、引出し分の箱の板の厚みで収納の奥行きが取られてしまい、
収納スペースが減ってしまいます。
そのため、今回は沢山収納できる方法を優先し棚方式を採用しました。
尚、小物の収納のしやすさも考慮し引出も一部入れました。
収納の真ん中には、ハンガーを掛けるスペースを配置。
乾いた洗濯物をすぐ畳めない時、とりあえずどこかに掛けておきたい時等、
仮のスペースでもありますが、家具と一体化しているため、見せる収納として洋服を 掛けても様になります。
また、このスペースの背面は背板を設置せず、元々の壁を見せることで奥行きを出し、圧迫感を軽減してくれます。
また、面材は白色の鏡面にしたため、部屋内が明るく、鏡面の反射効果で部屋内の奥行きを感じます。
この面材を採用したのは、同じお部屋に置いている家具の面材に合わせた為です。 造作家具は、こういった手持ちの家具や建具の色に合わせて作れることも利点です。
地震対策としては、壁や天井にしっかり固定したため家具が倒れてくる心配はありません。
扉は耐震ラッチという、地震である程度の揺れた際には勝手に扉が開かないよう固定する金具も取付しています。
もっと理想の収納が欲しいのに、中々しっくりくる既製家具が見つからない…
それはもしかしたら造作家具で理想が叶えられるかもしれません。
ぜひ、一度ご相談お待ちしております。
【FAITH仙台SHOP】
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